スキーヤーにとって春スキーは欠かすことができないもの。
限られた条件でしか楽しめないスキーを少しでも多く楽しむために。
季節限定のスポーツはいくつかあります。
その中でウインタースポーツの代表的なものがスキーです。
冬場、とくに12月から〜3月にかけて毎週末スキー場に足をはこぶ人は多いでしょう。
しかし、マニアはこの4ヶ月たらずでは不満です。
スキー好きなら春スキーも楽しんでいる事でしょう。
気候さえ合えば5月くらいまで楽しめるからです。
北の地方の人たちはあまり考えたことがないでしょう。
でもその他の地方の人たちにとっての悩みは多々あります。
遠方から来て泊りがけでスキー場に通うのは金銭面でもきついし、
なにより気分的にゆとりがないのです。
そこで今シーズンのすべり収めに春スキーを楽しみたい方にはゴールデンウイークの利用です。
連休中を春スキーで満喫するのです。
いまや春スキーは必要不可欠でしょう。
春スキーのゲレンデは沢山あります。代表されるのが志賀高原。
21ゲレンデ、標高1,340メートルから2,307メートルという大規模スキー場です。
それぞれのゲレンデをつなぐ交通手段も充実しています。
もちろん春スキーの5月いっぱいまですべる事ができます。
東北の岩手県と、かなり遠くなりますが安比高原スキー場は雪量、雪質のよさでは好評価されてます。
その理由は【アスピリンスノー】です。極めて湿度の少ない極上スノーだからです。
全21コースの57%が2000メートル超えのロングコースです。
雪のコンディションもあまり変わらず春スキーには最高です。
かぐらスキー場なら関東からほどよい程度で行けます。
雪質もすばらしい春スキーにはもってこいといったところです。
「サンライズスキー」も春スキーの魅力です。体のていれをして、すんだ日差しとともにきめこんでみては。
やはりパウダースノーが一番でしょう。雪質はもっとも気になることです。
春スキーは季節柄よい雪の状態を探すとなると場所も限定されてきます。
日本海側は積雪量が多く良いかと思われます。しかし現実は湿ったぼた雪がふり条件は悪いようです。
標高の高い山岳部ではスキー条件に適応する場所は多々あります。
施設完備はもちろんはいってきますが、他のスポーツと違う点はコースの選択ができることです。
春スキーにおいては季節的に良い景観や日差しのぬくもりを体感できますが、
その反面で冬場のスキーコンディションと違い暖かさゆえに良い状態を保つことが難しいようです。
春スキーの場合、水分を含んだ雪の状態はさけきれません。
パウダースノーのある場所を探すのも容易ではないのです。
春スキーは時期的にみても近場で探すとなると限られてきます。最高の雪のコンディションをもとめると遠方にしぼられてくるのです。
春スキーは5月のゴールデンウイークくらいまで滑ることが出来ます。日本でもこの5月まで滑れる場所が意外にも多いのです。
私は個人で行く事もありますがツアーを利用することが多いのです。ツアーを利用するとスキーに集中できることがポイントです。
行き帰りの心配も無用だからです。最近はたくさんの旅行代理店が格安プランを次々とだしてきてます。
その中にも春スキーツアーは入っています。これは使ってみて本当にお得です。
ツアーで行くと宿泊はもちろんですがリフト券等のサービスも充実してます。
春スキーをツアーで行くと本命のスキーを忘れるくらい楽ですし、観光気分でいけます。ツアーですからあたりまえですよね。
スキー愛好家は雪のある場所ならどこにでも行きます。なかでも春スキーツアーは特別なものでもあります。
暖かい日差しの中のスキーはまた格別。
春スキーには冬スキーにはない、楽しみ方があるのです。
抜けるような青い空。ふりそそぐうららかな日差し。
葉をつける前の木々は温かさを取り戻し、周りの雪を溶かしていきます。
こんな春スキーを経験していないなんて、もったいないですよ。
Copyright 春スキー 2008